AZUMAs式デッサン:銅像の描き方 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生

このデッサン作品は20段階くらいの明度差があります。立体感を表現するためにポリゴン画法を意識して、繊細な明度の変化を捉えて描くことがポイントになります。

使用した画材はケント紙、鉛筆6B、2B、2H(薄い色であれば良い)、練り消しゴム、ティッシュです。

直線で大まかな形をとっていきます。絵を描く上で、最後まで完成させるためのモチベーションを保つことは非常に大切です。最初のうちに、画面上の良い状態が常に保てるような描き方を計画する必要があります。

最初は大まかに明部と暗部を分けていきます。この段階で画面上の明暗を整理していきます。

立体感を表現するためには明暗境界線が命なので、強調していきましょう。

だんだん明度の段階を増やしていきます。暗いところから描いていくのはセオリーですね。

実であるところ、虚であるところのバランスを考えながら描いていきます。

最初は大きな面で、後半になるにつれて細分化していくと計画的に描けて描きやすいです。

絵で1番大切なのは、何を表現したいかです。そのためには技術力や絵画に対する考え方が大きく影響してきます。このような細かく時間がかかる作品は本を読むような気持ちで描くととても楽しいです。絵画芸術を通して自分の心と向き合う時間を享受してください。

AZUMAs美術学院 

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