基礎デッサン:鼻の石膏像の描き方 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生

使用した画材は鉛筆6B、2B、2H、練り消しゴム、ティッシュです。

絵の道へ進む人たちにとって、目、鼻、口、耳のそれぞれの顔パーツはマスターすべき課題です。石膏像の良いところは固有色がなく白いため、しっかりと明暗について学ぶことができるところです。

垂直の縦や横の線でそれぞれの部位の位置関係を見ながら薄い線で正確な形をとっていきます。

微妙な明度の変化を線の濃さの違いで表現していきます。暗部は光に近いところほど暗く、離れていくにつれて明るくしていきましょう。

スフマートは輪郭線は存在しないという考え方です。背景を描きながら輪郭線を背景に同化させていきます。背景は洗練したタッチで長いストロークで描いていきましょう。

布の形状をよく観察して描写していきます。暗部はさらに暗くしていき明部との差をつけましょう。

暗部の中の反射は白いですが、明部と比べるとだいぶ暗いです。また人がよく見るところは明暗境界線付近のため、その部分をしっかりと描写し、暗部の中は少し解析度を落として省略すると実と虚のバランスがとれます。

昔から現代まで絵の道を志す人たちはこの鼻の石膏像に挑戦してきました。絵の世界は時代に関係なく、それぞれの作品を見比べられるという特徴があり、面白いです。現代はグローバルで良い教育環境があり、インターネットの発達により良い絵をもっと簡単に見られるようになってきました。それは良いことであると同時にさらに高いレベルを目指す人たちや絵が上手い人たちが増えてきました。その中で突き抜けた画力を身につけることを目標にしているのがAZUMAs美術学院です。教室には初心者の方をはじめ、様々なクリエイティブな仕事の第一線で活躍している方々も多く通われています。互いに良い刺激を受け、奥深い絵画芸術を追求していきましょう。浅く表面を学ぶのではなく、深く絵画を学んでいくことはより楽しく、やりがいを感じさせてくれます。絵は死ぬまで追求でき、歳をとっても描いていけるので最高に面白いです。

AZUMAs美術学院 

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