美大受験デッサン8つのポイント

《実技試験デッサン

実技試験デッサン(静物、手、自画像、石膏像など)では評価される8つのポイントがあります。AZUMAs美術学院大阪校 美大受験コースはこのポイントをしっかりマスターするために、ステップごとの課題に取り組んでもらいます。また実技模試を定期的に実施して自分の苦手なところ、できていないところは重点的に学びんでいきます。

ポイント1 (技術面)
①どのくらい丁寧に、大胆に線を運ぶことができるか
②消しゴムは消す目的だけではなく、光を与えたり、質感を出すために使用できるか
③H系からB系の鉛筆まで状況に合わせて使いこなすことができるか
ポイント2 (形と構図と大きさ)
①形を早く正確にとることができるか
②画面の余白やモチーフ同士の関係性、大きさを意識して構図を決められるか
③遠近感、空間、奥行きを出せるか
④工夫点として構図をより良く見せるための工夫ができるか

ポイント3 (立体感)
①明暗境界線、反射、明暗の差、タッチ、形状を観察して正しく理解して表現できるか
②明暗の理論を理解しているかどうか
③ポリゴン画法を理解しているかどうか
ポイント4 (透視図法)
①3点透視図法を理解しているかどうか
②モチーフ同士の透視図法、目線の位置を正しく理解しているかどうか

ポイント5 (明度と固有色)
①1番濃いものを濃く描けるかどうか
②画面上で明暗と固有色を意識して白黒の明度のリズム感を作り出せるか
③構図を決めるときに明度の差、固有色の差を意識できるか
ポイント6 (質感)
①それぞれのモチーフの表情、質感をタッチやティッシュ、塗る度合いを分けて表現できるか
②影を塗る方向や点と面と線の割合を的確に考えられるかどうか

ポイント7 (実と虚)
①メインとサブを意識して描き分けられるか
②実と虚を設定して遠近感や緻密な表現を再現できるか
ポイント8 (完成度)
①これまでの1~7をうまく掛け合わせて総合的に作品を描けるか
②何を表現したいか、表現するために工夫されているか
③全体的な作品のバランスから誇張したり、微調整できるか

AZUMAs美術学院 

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