鉛筆デッサン:石膏像の描き方 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生

使用した画材は鉛筆6B、2B、練り消しゴムです。

この間の記事で途中過程を掲載していた作品が完成しました。中毒性のある題材で描き進めれば進めるほど楽しかったです。

現代は、SNSをはじめとした多くの娯楽が、受け身でもどんどん私たちの隙間に入り込んできます。はじめはそれらを快楽と感じるものの、後になって「なんだったんだ、あれは」という空虚感や疲れを感じさせ、人間の脳をおかしくさせます。そのような娯楽は多少なら良いものの、飽和状態になると、自分で喜びを創り出す能力や、心を落ち着かせて何かにじっくり向き合う能力を失わせてしまうように思います。だからこそ、絵を描くなどの能動的な娯楽心に落ち着きを与え、喜びや達成感の質が高く、夢中になれるものだと思います。何より絵を描くことが、これからの長い人生の中の仕事や趣味、生き甲斐になれるように第一優先に育てていけると良いですね。

作者 東俊達先生

今年2024年も、多くの素晴らしい生徒さんに自分の絵画芸術を伝えることができ、光栄に思います。講師と生徒という関係でありながら、絵画芸術を共に探求する仲間のような感じもあり、毎日がとても楽しかったです。また、自分が絵を教えるだけでなく、生徒さんたちから多くのエネルギーをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。来年も、さらに納得のいくレベルに到達できるよう、一緒に頑張っていきましょう!良いお年をお迎えください。

AZUMAs美術学院 

《絵画教室 大阪/兵庫(神戸)/京都/新潟/東京 水彩画/デッサン教室 美大受験予備校 社会人/子ども絵画教室》

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