鉛筆デッサン:人物の描き方 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生

今回はハリー・ポッターの登場人物であるロン・ウィーズリーを描きました。上の2枚の絵はどちらも完成形ですが、表現方法に若干の違いがあります。上と下の作品、みなさんはどちらがお好みですか?ご感想をお聞かせください✨

使用した画材は鉛筆6B、2B、練り消しゴム、ティッシュです。

人物画では、形や影、肌の色、反射、シワなどの微細な差異が全体の印象を大きく左右します。そのため、描写には高度な技術を要しますが、完成した際の達成感は非常に大きいものです。

対象物には繊細な変化が存在します。その微妙な変化を観察する力は非常に重要です。この観察力を養うためには、明暗理論を深く理解する必要があります。

描く際には優先順位を考え、重要な部分から描き始めることが大切です。

上の作品は、よりシャープでシンプルに仕上げています。一方、下の作品は空気感や深みを演出しています。絵画には様々な描き方があり、それを自ら選択できることが絵を描く醍醐味の一つです。この人物画を通して、みなさんの絵を描く意欲や技術向上への意欲がさらに高まれば嬉しく思います。

AZUMAs美術学院 

《絵画教室 大阪/兵庫(神戸)/京都/新潟/東京 水彩画/デッサン教室 美大受験予備校 社会人/子ども絵画教室》

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