作者 東俊達先生
まずはじめに直線で形のあたりをとっていきます。形を取る時はモチーフ上に縦の線、横の線をイメージしていくとより正確な形をとることができます。
大まかな形が決まったら線の濃さの強弱をつけます。この時に線の濃さだけで影がついているように見えると上級者の表現になります。
明度の段階は徐々に増やしていくのが良いので、最初は白と黒の2段階で表現します。
次に明度の段階を3、4段階と増やしていき立体感を演出していきます。
明暗境界線は立体感を表現する上で1番大切なのでしっかりぼかし、強調しましょう。
濃さは絵を描く上でとても大切なので濃いところは思いっきり濃くしていきましょう。
デッサンの立体感やかっこよさはこの段階から出てきます。この段階は白と黒の間のグレーの色を描いていきます。立体感は黒、白、グレーの3段階から表現できます。
最後にタッチの方向を意識したり、欠けている部分や質感を表現して完成です。
この目の石膏デッサンはデッサンを学ぶ人なら必ず描いた方が良い題材の一つです。昔から現代まで良い絵を描こうと志す多くの人たちがこのモチーフに挑戦しています。ぜひみなさんも挑戦してみて実力アップを目指してください✨
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