鉛筆デッサン:動物カバの描き方 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生


カバはアフリカに生息する大型の草食性哺乳類です。成長したカバは体長が3.5メートルほどに達し、体重は1500~3200kgほどでかなり巨大です。今回の作品は二日間で意外とあっという間に描き終わりました。力強さや迫力、筋肉や皮膚の質感を表現するのが楽しかったです。動物をデッサンで描くことに最近ハマっています。

使用した画材は鉛筆6B、2B、練り消しゴムです。


今回は直線ではなく味のあるクロッキー調で形をとってから陰影を描いていきました。絵を描く時のタッチの方向についてよく質問されますが、最初はベースとなる明度を描いてから最後にタッチの方向を描いていくとうまくいきます。草は省略して印象を捉えて描いています。


細部を拡大するとこのようになります。皮膚のシワや質感が出るように点を描いたり、消しゴムで消したりして表現しています。

最近、皆さんの作品を拝見するたびに驚かされることが多々あります。特に、最初は苦戦していた方々が、ここまで成長される姿に感銘を受けています。絵画芸術は、単なる才能の領域ではなく、学問として学ぶことで才能を超越できるものだと強く感じています。ぜひ、自分のペースを大切にしながら、納得のいく作品を引き続き制作していってください。

AZUMAs美術学院 

《絵画教室 大阪/兵庫(神戸)/京都/新潟/東京 水彩画/デッサン教室 美大受験予備校 社会人/子ども絵画教室》

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