鉛筆素描デッサン:ワニの描き方 by 東俊達先生(AZUMAs式デッサン)

作者 東俊達先生

使用した画材は鉛筆6B、2B、2H、練り消しゴムです。

ワニ🐊という描いたことない題材でしたが、あっという間に描けてとても面白かったです。

最初はこのような洗練していない線でも意外と完成までいけます。

3色程度の明度で分けて、ざっくりと描きました。

鉛筆デッサンは濃いところから描けるのですごく描きやすい画材だと思います。

大雑把に描いているけれども、この線たちは完成をイメージした時の状態に存在する線である必要があります。(つまり完成の状態に存在しないあまりにも外れた線は描けない)

結局絵はデザインと同様全体の明度設計が優先度で1番であり、その後に細部が来る。

画面全体での点と面と線の割合、リズム感は非常に大切です。

絵画芸術は正解がない世界であり、自分なりの正解を導き出し、納得することがとても難しい分野です。しかし、考え方によっては、自由であるからとても優しい世界とも言えます。ただ、「正解がないからなんでも良い」というわけではないように感じます。実際には、自分や周り(社会など)が納得しないことも多くあります。「周りの評価を気にしない」という考え方もできますが、結局のところ、自分自身は周りがあるからこそ自分を認識できます。その意味で、自分と周りにはとても強い関係性があります。自分(=周り)が納得できる良い絵を制作することを目的とするならば、その絵画を鑑賞し判断する人間(自分自身や周り)が、目で見たときにどのように感じるのかを理解することから始まります。だからこそ、絵画芸術は芸術の分野だけにとどまらず、心理学や哲学、科学、文化、歴史など、さまざまな分野と深く関わっています。そして、絵画芸術にはそれだけの深みがあります。この深みについて必ず考えなければならないのかと言われると、そこまで意識する必要はありません。楽しく描き続けていれば、その深みは自然と知っていくものだとも思います。そして、お金でなんでも実現できそうな現代の資本主義社会の中でも大富豪が実現することができない深みのある絵を描けるという才能は最強だと思います。

AZUMAs美術学院 

《絵画教室 大阪/兵庫(神戸)/京都/新潟/東京 水彩画/デッサン教室 美大受験予備校 社会人/子ども絵画教室》

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次