透明水彩画:ワニの描き方 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生

水彩画でワニを描きました。水彩画は一瞬の判断で描写していくためとても疾走感があり非常に楽しいです。筆で描く勢いが味わいのあるタッチを作り、絵の中の絵を創り出します。

先日、生徒さんと”AI作品が絵を描く人の仕事を奪うのではないか”という話題についてお話しました。社会の中でも様々な懸念が囁かれているようです。絵を描く楽しさや意義は自分で制作した作品を鑑賞して余韻に浸るのもそうですが、芸術活動である作品制作体験そのものにあると思います。

AIで様々な作品を制作できますが、それは作品制作体験の観点から見ると芸術的要素が足りないような気がします。実際に手を動かして試行錯誤しながら思考し、作品を制作している過程体験、そこから得られる気づき感動にこそ価値があると思います。それらは芸術活動者に人間的教養や深みを与えたり、心の豊かさを高めていってくれます。極論人間にとって1番大切なのは自分の心の世界です。この心の素晴らしい世界を創り出せるのは芸術的要素の高い教育と環境、思考を繰り返す作品制作体験だと思っています。

だからこそ手で描くことは素晴らしく、面白いのです。AIにない奇跡を創造できるようにこれからも楽しんで絵を描いていきたいですね。

AZUMAs美術学院 

《絵画教室 大阪/兵庫(神戸)/京都/新潟/東京 水彩画/デッサン教室 美大受験予備校 社会人/子ども絵画教室》

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次