作者 東俊達先生
描いているうちに物体がだんだん浮き出てくる感覚はとても面白く、複雑なモチーフを少しずつ攻略していくのは、毎日の小さな楽しみでした。毎日少しずつ絵を完成に近づけていく感覚は、自分が創造した植物を大切に育てることに似ていると思います。花が咲くまでの過程を焦らず、心を込めて愛でるように育て、自分だけの花が咲いたときにはとても感動します。
絵画作品も音楽と同様に、音程やリズム感、実と虚のバランスを考えながら描くと、さらに深みが増していきます。
デッサンの魅力はどんな場所でも、鉛筆と消しゴムさえあれば描けることですね。
私にとって絵は人生の相棒のような存在かもしれません。絵があることで毎日が楽しく、いまだに芸術の成長を感じられます。永遠に探究し続けられるところがとても好きで、老後も絵があれば楽しく過ごせそうです。絵を描いていると、周りからオシャレだと言われることがあります。生活の中で芸術に関わることは、日常や心を豊かにし、より魅力的で深い人間性や感性、思想を養ってくれると感じます。
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