鉛筆素描デッサン:動物画(犬)の描き方 by 東俊達先生(AZUMAs式デッサン)

作者 東俊達先生

使用した画材は鉛筆6B、2B、2H、練り消しゴムです。

今回のテーマは犬です。毛並みの表現が難しく感じるかもしれませんが、意外と描いてみると描けると思います。少し描き方の手順写真を増やしました。ぜひ挑戦してみてください!

正確に形を取っていきます。教室で形のチェックもらった人から描き進めることをおすすめします✨

デッサンは濃いところから基本的に描いていきます。そして絵はやはり一手一手の質が大切です。最初だから適当に塗るのではなく最初から洗練したタッチで描いていきましょう。

動物において目は特に大事なところなので力を入れて描いていきます。

ここまであまり時間かからずに来れました。

犬の骨格、筋肉、構造を考えて加筆していきます。

明度は固有色+影+感情で決まります。

犬らしさが出てきました。

ここまでほぼ毛並みを描いていません。後半に毛並みを描くのがポイントです。

完成です。かっこよく描けて楽しかったです。絵を描く時はモチーフと一体になり描く(意訳するとそのモチーフになりきって描く)とより良い作品ができます。


ありがたいことに生徒さんから私の話を聞いたり、ブログで読んだりするのが楽しみと言ってもらえます。すごく嬉しいです。その生徒さん達のために考えていることや実践してることを炎上しない程度に発信していければと思います。価値のある考え方を持っているからこそ何かを一流に極められると考えています。

自分自身の絵について

周りと比べて「自分はうまく描けない」と感じてしまう生徒さんは少なくありません。自分では欠点と思われるところは、あなたの大切な長所でもあります。

確かに、絵は練習によって必ず上達していきます。明暗の理論や構造の理解、知識や技術、芸術を見る目も少しずつ身についていくでしょう。しかし、それらの技術や見識とは別に、皆さんの絵にはすでに大切な「特徴」が存在しています。それを否定する必要はありません。

「自分の絵のこういう特徴が嫌いだ」と思う必要もないのです。それは人間の性格と同じです。人それぞれの性格に優劣をつけることはできません。今の性格があるのは、これまで自分自身の人生を一生懸命に生き抜いてきたからです。それは、生き抜いてきた素晴らしい証のようなものでもあります。だからこそ、賞賛されるべきものであり、大切にするべきものなのです。

絵も同じです。自然と絵に現れるその人らしさや良さは、守られるべき大切な「その人の証」です。だから、過剰に他人と比べる必要はありません。先生や周りの人の良いところを素直に吸収しながら、自分らしい、より良い性格(=絵)を少しずつ育てていけばよいのだと思います。

クロッキー


絵と生活について

絵のような趣味は、これからの時代において非常に魅力的なものだと思います。

特に加速する現代社会では、コスパやタイパ、ショート動画や短編映画など、「受け身ですぐに快楽を得られるものに流される」状態が広がってきているように感じます。現代人は、じっくりと何かに没頭する力を少しずつ失ってきているのではないでしょうか。

新しい刺激は良い面もありますが、特に現代においては過剰だと感じます。結局のところ、日常の中にある落ち着いた幸せを感じられることこそが、人間の幸福において重要だと思います。すぐに得られる過剰な快楽には深みのある趣が存在せず、むしろ脳や精神を疲弊させてしまいます。

絵を描くこと、読書をすること、散歩をすること、料理を作ることなど、こうした落ち着いて取り組める能動的な趣味は、噛めば噛むほど良さが滲み出てきて、次第に面白さが増していきます。だからこそ、時間をかけてじっくりと噛みしめながら向き合える趣味のほうが、はるかに豊かで楽しいのではないでしょうか。

また、野外スケッチも非常におすすめです。天気の良い日に、公園や旅行先の心地よい場所で自然を満喫しながら美しい景色を記録する。小腹が空いたらサンドウィッチを食べたり、仲間と雑談をしたりしながら、ゆったりとした時間を過ごす。絵が生活の一部となり、丁寧で豊かな暮らしを実感できると思います。

文•絵 東俊達

AZUMAs美術学院 

《絵画教室 大阪/兵庫(神戸)/京都/新潟/東京 水彩画/デッサン教室 美大受験予備校 社会人/子ども絵画教室》

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