作者 東俊達先生
この作品で一番表現したかったのは「かっこよさ」です。体や布のラインは曲線美で美しく、華やかでありながら、全体のオーラからは逞しさや勇ましさを感じさせます。この優しい心と強靭な精神力も併せ持つ彼女のように、強く美しく生きたいものです。
絵を描く上で「バランス」は非常に重要な要素です。明暗の濃淡のバランス、曲線のバランス、質感のバランス。バランスは感覚的な部分も多いですが、芸術を探求することでその感覚を養うことが大切です。
絵の上達において最も重要なのは、実際に優れた作品を多く見ることだと思っています。そのため、私自身も更に多くの作品を制作して、皆さんにお見せていきます。また、生徒の皆さんもそれぞれ素晴らしい作品を描かれており、他の生徒さんの作品を見ることで互いにモチベーションが上がり、「自分もあのように描きたい」という気持ちになれるはずです。誰でも必ず上達できます。大切なのは、良い環境で絵を描き、適切な方向で絵を探求し続けることです。
文•絵 東俊達
AZUMAs美術学院
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