水彩画(透明水彩)の魅力 by AZUMAs美術学院

作者 東俊達先生

水彩画は最高に面白いです。私が幼少期から一番描いている絵のジャンルです。今回はみなさんに水彩画の魅力についてご紹介いたします。

作者 東俊達先生

水彩画は必要な道具が少なく、絵の具と筆、紙さえあれば始められるため、初心者でも取り組みやすい画材です。絵の具自体には特有な匂いがなく、汚しても簡単に洗い落とせるので清潔感があります。また、コンパクトに持ち運べるため、屋外でのスケッチや旅先での絵画にも適しています。

作者 東俊達先生

水彩画は絵の具と水をたっぷりと使用して描くと一瞬にして画面の白い余白を埋めていくことができます。流れるようなスピードで勢いよく描ける水彩画はとても爽快感があります。

作者 東俊達先生

この下の二枚の絵は同じ水彩画です。描く時間や描き方次第で全く違う画風になります。水彩画は油絵のような重厚感や水墨画のような爽やかな感じなどの様々な表現ができるため可能性が無限です。

作者 東俊達先生

奇跡が起きている作品は芸術性が高いです。水彩絵の具は水とともに広がり、予測できない形や色の混ざり合い奇跡が生じます。この偶発的な要素が、作品に自然で生き生きとした動きをもたらします。作者はこれを活かし、即興的で感情豊かな表現を追求することができます。

作者 東俊達先生

日本画は日本人が、水墨画は中国人が、油絵は西洋人が描く割合が多いですが、水彩画は日本画や水墨画、油絵のようにも表現できたり、簡単な画材のため、国や年齢に関係なく世界の人々が愛する人気ジャンルです。

作者 東俊達先生

水彩画は狙った通りにいく時と行かない時があります。人生もそうですよね。ただその狙った通りにいかないことを悪いことと捉えるか、奇跡と捉えるかで作品が変わってきます。狙った通りにいく楽しさと、偶然を利用して描く自由自在さは水彩画の醍醐味です。

作者 東俊達先生

絵を描いている時どう描けば良いか分からないことが出てくると思います。それはとても正常な感情です。芸術には正解がなく、分からないことが正解に近いのかもしれません。もし絵を描いていて分かった気持ちになったならばそれは完全に分かったのではなく、より良い作品を創造できるヒントを得たということです。そのヒントの量が多くなればより良い作品を創り出せるようになります。

作者 東俊達先生

人生のヒントも芸術の中に埋まっています。だからこそ人類は芸術を追求してきました。芸術から人生を知り、人生から芸術を高めていきたいですね。

作者 東俊達先生

水彩画は面白いですよ。何歳になっても上達していきます。みなさんが水彩画の魅力に魅了されることを願っています。

作者 東俊達先生

展覧会のご案内です。新潟で家族展を開催いたします。近くに寄った方はぜひいらしてください。

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