AZUMAs式デッサンコース受講生インタビューvol.4 by AZUMAs美術学院

アニメやマンガに憧れて、そういう絵を18-27歳の間、10年ぐらい独力で好きに描いていた時期がありました。お絵描き仲間みたいなものも出来て楽しかったのですが、独学では10年描いてても上手くならないんだな…って気づいてしまったのがきっかけです。

モチーフひとつに長時間没頭して一つの作品を作り上げると、私的な感覚なのですがそのモチーフとも仲良くなれるし、作り上げた作品も自分のお守りみたいな存在になるなと感じています。ネコちゃんの絵を描いていた当時、描いてるモチーフのネコちゃんに似た野良ネコ多数にめっちゃ付きまとわれたのが自分のなかでめっちゃ面白かったです。あと職場できつい目にあっても（でも私はここの職場で絶対に一番絵上手いからな…※クリエイトな職ではない現場です）と折れずに済むので、描き上げた作品たちはわたしのお守りです。

先生は現役画家！！！！ってイメージが私的にめっちゃ強いのですが、付かず離れずの適度な距離で、絵やその人のレベルごとにピンポイントで簡潔にいつもアドバイスをくださるので、指導者としての指導力がすごい高い系だ…ってめっちゃ思います。あと先生は指導とは別にご自分の作品もたくさん制作なさっててバイタリティの高さにびっくりします。
生徒さんはですね、生徒さんのなかに自分と違う次元の人だ！！ってぐらいめっちゃ絵上手い方がちらほらいて、教室に行ってその方々がいらっしゃるとすごく背筋が伸びます。その方々を見て、自分はまだデッサン足りてないな…！と感じて、これからもこの教室でデッサンを続けようと決めた部分もあります。

おかげさまでシンプルに絵が上手くなりました…！「孫が変なマンガの絵を大人になっても描いてる」ってずっと嫌そうだった祖父に、直近のデッサンを見せたら「お前は絵で飯が食えるのではないか…」とビビらせることができました！あと、10年間変なマンガの絵を描き散らしてきた者としては、一つ一つのモチーフや作品にしっかり向き合う精神、承認欲求に振り回されずに絵を描くことの純粋な楽しさを思い出させてもらって、それを通うたびに定着させてもらっている…という感じです。ここの教室には本当に感謝しています。