作者 東俊達先生
目は特に人物画を上手くなりたい人にとって、とても重要な課題です。目は目を描こうとするのではなく、目を構成している周りの要素を描いて目を表現することが大切です。
丁寧に形を取ったあと、まず最初に明度を白と黒の2色に分けます。明度はいきなり多くの階層に分けるのではなく、2、3、4…と計画的に増やしていくのがポイントです。
リズミカルなタッチで影をつけていきます。タッチが生き生きすると作品にメリハリや躍動感が出てきます。
目のハイライトを光らせるために、黒目の部分はしっかりと黒くしていきましょう。眉毛のタッチは生え方に合わせたタッチで描いていきます。
この図から分かるように目を構成する要素は多くの面で構成されています。ポリゴン画法を意識して濃さを描き分けていきましょう。
最後にぼかすところや、タッチ、濃さの微妙な差を意識して豊富な表現で作品を仕上げていきます。魂が宿るような作品になるように挑戦してみてください。
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