
作者 東俊達先生
絵は仕事であると同時に、私にとって最も没頭できる趣味でもあります。完成した作品を眺めて楽しむのも好きですが、何よりも描いている過程を味わいながら楽しむことこそが醍醐味だと感じています。人生と同じですね。

まずはパパッと形をとっていきます。

ガツガツ濃いところからぬっていきます。経験上うまくいくことが分かっているので描いていて迷いはないです。

この辺までは手が勝手に動きあっという間です。

“明度幅”を意識した絶妙なグラデーションが大事です。

音楽を奏でるように、形、明度、タッチのバランス、リズム感を意識していきましょう。

石膏像を制作する巨匠の、自信に満ちた表情や、まなざしに宿る深い愛情、さらには像そのものに命が吹き込まれたかのような気配を描写することを意識しました。一枚の絵から物語が立ち上がり、見る人がその世界に入り込めるような、そんな作品をこれからも描いていきたいと思っています。
文•絵 東俊達
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