今回はAZUMAs美術学院デッサンコース受講生のにしかわさんにインタビューさせていただきました。ご協力ありがとうございます✨
にしかわさん 作品紹介
球体作品の比較(左:習いはじめ、右:最近)


Q 絵を習おうと思ったきっかけ

元々美術の勉強をしてはいたのですが、それにしてはかなり下手だな…と感じたので画塾に通い始めました。






Q 絵の楽しいところ



トライ&エラーが短いスパンで繰り返されるので、上達の手応えがある所です。また、基本的に記録(作品)が手元に残るので、たまに見返してみると変化を楽しめます。精神的な面では、自分の好む画面を自分で生み出せることが特に楽しいと感じます。また、手作業で線を重ね続けるので集中力がいりますが、おかげで他のことを考えずに済むので助かっています。




Q 教室の雰囲気について



様々な社会人や学生が集まっているので、ひとりで通っていても居づらい空気はありません。初めて画塾に通う人でも、心地よい空間だと思います。




Q AZUMAs式デッサン講座を受けてみて



受ける前と後で明らかに作品が変わりました。特に、自分が昔からほかの先生に言われ続けていた「粗さ」がかなり改善され、引き締まった絵になったと思います。表現の幅も増えたので、より色々な対象を描くことが楽しくなりました。展示できる作品を描くために、カラーの絵の講座も受けてみたいと考えています。









にしかわさんの作品は力強く意志のようなものを感じます。タッチにも勢いがあり、描いている筆跡を大切にしていて絵画らしさもありますね。また初期の頃に比べて繊細な表現もできるようになってきて表現の幅が広がってきています。これからの作品もとても楽しみです✨


作者 東俊達先生
「なぜ絵を描くのか」
この問いに、皆さんならどう答えるでしょうか。私自身は、基本的に「絵を描くことが楽しいから」と答えます。ただし、その「楽しさ」とは単に気楽で快いものという意味ではありません。絵を描く中で感じる難しさや、悩み、試行錯誤の過程も含めて、私は「楽しい」と捉えています。言い換えれば、時には苦しさを伴うこともあるということです。


作者 東俊達先生
画家である父は、以前こんなことを言っていました。「絵には忍耐力が必要。その忍耐を乗り越えた先に、ほんの一瞬だけ訪れる楽しさがある。その瞬間は非常に短いが、それは実に感動的だ。」簡単には得られないからこそ、その一瞬の感動には大きな価値があり、それを目指して努力することが必要なのだと思います。そして、その努力の過程を楽しみ、やがて絵を極めた先に観えてくる世界は格別です。


作者 東俊達先生
藝術と人生は通ずるものがあります。人生の中の「なぜ生きるのか」という問いは簡単には答えの出ない難問です。しかし、私たちは生を受けたからこそ生き続けるのだと思います。絵も同様、多くある選択肢の中から一度でも絵に惹かれた、興味をもった、心になんらかの感情を受けたのなら、ただ描いていけば良いと思います。描き続けた先に難問の答えが少しずつ観えてくるのではないでしょうか。
AZUMAs美術学院
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